『 いずれできる/子ども編 』
↑こちらはパリにあるシャンゼリゼ劇場(Théâtre des Champs-Elysées)、公演後の風景です。
皆さま、こんばんは。
今回は
子どもの「いずれできる」
をお伝えしていきたいと思います。
子育ての中で、
まだ小さい頃は
できること、まだできないこと、から
親御さんも
一喜一憂されることがあるかもしれません。
ですが、
本当に、小学生、中学生、高校生になると、
そんなに小さな頃に
心配をしなくてよかったことが多々あります。
「できるようになること」での
自信を育むことは大切ですが、
その時、
その子に適さない強要となってしまう
「できるようにさせる」ことに対しては、
子どもの心に嫌な気持ちや
傷ついた印象の方が残るばかりです。
大人は、
子どもに適した目標や
そのために無理のないプロセスを考え、
時間をかけ、
待ち、
穏やかによく子どもとお話をすること、
このような経験は
その後、
子どもが何かに取り組むときに
自分の力で進むことができる財産になります。
今できなくても、
『 いずれできる 』ことが多いです。
同じ年齢でも、
興味や特性は全く違うため、
足並みを揃えることももちろん
大切なこともありますが、
寛容に、
焦らず、
もっともっと先を見据えて、
今のその子にとって
よい環境を維持し続けてあげることが
何よりもその子のためになるのではないかと思います。
日本も最近では
多様化の意識が増え、
競争や比較ではなく、
その人それぞれの個を大切にする
価値観を持つ方も多いと感じます。
子育ての中では
様々な人との出会いによってや
学校、他のご家族の考えなどから
迷いが出てくることもありますが、
よく考え、ブレず、
必要に応じて声をかけながら、
長い目で見守り、
習い事や勉強も、
「できるようになる」ことだけではなく、
様々なプロセスから
人生の歩み方を学べる時間
を過ごしてほしいと願います。
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