『 自分の声に合う曲② 』
↑こちらはパリのリュクサンブール公園の秋の並木を下から見上げたときです。
先日も「自分の声にあった曲」について書きましたが、
今日はその続きです。
レッスンでは、
声楽の作品を扱うことが主ですが、
日本の唱歌や必要があればオーディション用にミュージカルの楽曲を準備することもあります。
皆さんはどんな曲も歌おうと思えば、
歌えるわけですが、
声楽的な技術を伴って歌う場合、
歌うとよい曲はお声によって様々です。
声質、
声質、
それに合った言語、時代、
様々判断する点があります。
そして声というのは、
自分では自分の声を全て聴けていないということ。
身体の一部の声帯から鳴らし、
自分の耳で判断すると、
わりと思っているものと違っていたりします。
録音をするとあれ?自分の声ってこんな感じなの?と思われたこともあるかもしれません。
ですから、
他者の耳を頼るしかない部分もあり、
自分に合う曲というのは
時間をかけて
先生やボイストレーナーからの意見も踏まえ、
知っていく必要があります。
お声を根気強く磨いていくことで
お声が変化していくことも大いにあり、
深みが出たり、
ツヤが増したり、
音域が広くなったり、
年齢によっても変わってきます。
お声を磨くと同時に、
様々な曲を通して、
ご自分に合う曲を知り、
レパートリーとして曲をものにしていくのも、
曲の中で様々な景色や文章、感情に出会うことも、
自分自身から紡ぎ出される音楽が豊かになっていく経験、
お声は人生を通して楽しんでいけるものでもあります☺️(→声楽とも言えますね)
多くの方に
歌うことを楽しんでいただきたいものです🎁
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