『 筋肉 』


レッスンの中で、

よく、筋肉、筋肉、と口にします。

私が相当、筋肉と言いますので( ˊᵕˋ ;)

生徒さんも

印象づけらいると思います。



それほど、

歌うことや話すこと、よい表情、

自分自身を豊かに表すためには、

表面だけではなく、

内側の目に見えない部分が大切と考えています。




よい呼吸をするにも、

身体の細部まで繊細に反応してくれる状況、

そのために使える筋肉を鍛えていくことが

理想です。




歌い手は時としてアスリート的な要素も

持ち合わせます。


レッスン でも生徒さんは

呼吸や発声法と向き合ううちに

自然と身体の作りにも疑問が

湧いてこられたりして、

時に解剖学や発声法、

頭蓋骨の断面図、骨格図なども用いながら、

深く考察したり、

とてもマニアックな時間となることもあります。


案外、自分の身体のことですから興味深いものです。




筋肉も頭の指令から

よく反応して使えるようになると

身体を信頼できるようになるので、

呼吸も真剣に捉え、

その集中も気持ちよくなるものです。

(ヨガなどともつながる点が多くありますね。)





歌うこと、声を使うこと、

身体をよりよい楽器として

磨いて大切にしていくには、

筋肉にも

よい働きをしてもらわなければなりませんし、


『地道に気長に』、

身体を自分らしく奏でられる楽器にしていく道のりは、

心も豊かに美しくなることへの道でもあると、

繋がるところであることを


実際にレッスンを通して実感されることでしょう。

Atelier Chant.Paris15

〜パリ15区で生まれた〜 アトリエ シャン・パリ15

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